
上海蟹
シナモクズガニ。甲殻網イワガニ科のカニ。はさみの掌部に長い軟毛の房があり、腕節にも毛のあるものが多く、これが藻くずをつけているように見えるのでモクズガニと言う。上海市周辺から蘇州近郊の陽澄湖で採れるもの。日本のように海で採れるカニではなくて、湖で採れる淡水のカニである。10月頃から12月頃にかけてが旬。はじめの頃は、メスに玉子がいっぱい入っておいしいが、11月から12月の寒い時期にかけてはオスにたっぷりミソが入ってトロっとして格別においしい!貴重なため比較的高価で、その割には食べるところは少ししかないが、そんな苦労をして食べてもこの特別の味の良さには納得がいくはずです!

こんな籠に入って入荷します。

近くで見るとこんな感じです。万一ヒモをほどいてしまったら、すごい勢いで逃げてしまいます。捕まえるのも大変だけど、なにせ、ハサミが強烈なので挟まれない様にヒモで縛るのは一苦労です。

玉子と蟹みそがたっぷり入ったメス。