蘭州拉麺 3

ほとんどの店は調理場の大きな麺台に一日分の生地を山ほど練って置いてある。注文が入るごとにそこから生地を切り出しては伸ばして麺を作っていく。そして麺を作る人のうしろには大きな釜にお湯が沸いていてそこで麺をゆでる。麺を作る人はいちいちうしろなんか見ない。注文を聞くとみるみるうちに麺を伸ばし、出来上がった麺はだまってうしろに放り投げる。次の麺をもう作り始めている。釜には別の人が付いていてどんぶりにスープ、ゆでた麺や具をのせて出来上がる。

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蘭州拉麺 4